パシフィコは燃えていた!!


「ネオロマンスフェスタ3」に参加された皆さん,そして、来たくても来られず、その思いをのせたエ−ルを送って
くれた皆さん、ありがとうございました。
皆さんのおかげで,横浜に大輪の華を咲かせるが出来ました。

2日間,僕等が何も考えずに突っ走る事が出来たのも、皆さんの暖かくも熱い力強い声援があったからです、
本当にありがとうございました。
今年のネオロマは,「海の日」でもあり「花火の日」でもあり「梅雨明け宣言」が出された日に幕を開けるという
(土用丑の日でもありましたね)、まさに「夏」の先陣をきって行われたイベントという意味でも、とても思い出
深いものとなりそうです。
ステ−ジに立って皆さんからの声援のシャワ−を体全体に浴びている時の至福感といったら,何と表現したら
いいのかうまい言葉がみつかりません。
出来る事なら,一人一人と、しっかり真正面から目を見て「ありがとう」と声をかけながら握手をしたい心境でした。
あれほどまでに客席と一体感が持てたという事実には驚きです。
あのようなイベント,あのような空間を共有できた事を僕は嬉しく思うと共に、「誇り」に思います。
そんな場所に自分が立たせていただいていたのですから・・・

僕には,うまく場を盛り上げるとか、皆さんをうまくのせていくといった才能がありません。
ショ−マンシップに欠けているのかもしれません。
「だったら自分には何が出来るのだろう」
不器用な僕がそう考えて辿りついた答えは,「一生懸命ステ−ジを務める」という、ごく当たり前の事でした。
歌にしても,ライブドラマにしても、語りにしても、ト−クにしても、手を振るという事にしても・・・
結局自分にはそれしかないのだからと。
そして皆さんに背中を押されながら,無事完走する事が出来ました。
例えば,歌等はギリギリまで不安で緊張するんですが、ステ−ジにあがるとそんな不安もどこかに吹き飛び、
案外伸び伸びと唄えたんです。(練習で歌詞を間違える事が多くても、本番では自然に出て来たりして)
それもこれも皆さんの声援や手拍子のお蔭です。
その気持ち良さに僕ものせられて,結果、いい効果が表れたようです。

「夏」を憶いだすたび,この「ネオロマ3」を憶いだしていただけたら、それは凄く素敵な事なのではないのか
と僕は思います。
もしかしたら,このまま「夏の風物詩」の一つになったりして・・・
とにかく,夏のいいスタ−トになったと僕は思っています。
さぁ,これから「夏本番」です。
「ネオロマ」を胸に,皆さん暑い夏を乗り切りましょう!
そしてもう一度最後に。

「沢山の神子殿,お嬢ちゃん達、本当に、ありがとう!!!」


2002/7/22(月)  自宅にて


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