「577」と鳩のいる風景


「577」とは何なのか?
それは,最近僕が海に出る時にコンビニで必ず買っていく、大きいおにぎり(焼鮭・1個)&ボルヴィック
(1.5リットル)&アクエリアス(500ミリリットル)の合計金額の事だ。
これらを購入し,僕はいそいそとチャリンコを浜へと走らせる。
朝食を殆ど摂らずに行く為小腹が空く。
なので,少し大きめのおにぎりは大変有難く、しかも中々美味いので、いつものポイントに陣取って、それを
頬張る瞬間は至福の時となっている。
食べてはアクエリアスをゴクゴク飲(や)る。
これがまた最高なのだ。
目の前の海を眺めながら,気持ち良い海風に吹かれながら、僕はまどろんだり、ボ〜ッとしている。
湘南の時間がゆったりと流れていく。
そして意を決したように僕は立ちあがり,江の島を目指し、再びサイクリングロ−ド上の人となる。
その途中,浜須賀(汐見台)という場所を通るのだが、そこにある、多分漁師さん達が網を掛けたりする為に
作ったのであろう木組みの上に、鳩達が何十羽と留まっているのだ。
勿論,そこに留まれなかった鳩達は、砂の上にたむろしている。
彼等は,行儀良くキチンと並んで留まっているのだ。
しかし何故ここだけにこんなに沢山集まっているのか。
一度彼等に聞いてみたいと思っている。
しかし答えは多分「クルック〜ッ」だけだろうが。(笑)

何度通っても,不思議というか、笑みが自然と零れてしまう光景である・・・


2002/8/6 茅ヶ崎「ド−ヴィル」にて


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