スタ−バッカ−になる日


最強の「ドト−ラ−」を自負する僕にとって,今、最大の危機が訪れている。
それは,ルミネ・茅ヶ崎店が、改装工事に突入してしまったからだ。
勿論「ドト−ル」も例外ではなく,その荒波にドンブラコと飲み込まれてしまったのだ。
「基点」を失ってしまった僕は,他の喫茶店に足を向けてみたりするのだが、どうもしっくりこない。
「梯子」を頻繁にする僕にとって,「ドト−ル」は、その日を締めくくるという重要なファクタ−を担っている
場所でもあったのだ。
そんな悩める日々を送る自分の足が向いた,何度目かの「スタ−バックス」での事。
ここでの僕のお気に入りは「シュガ−ド−ナツ」と「チ−ズデニッシュ」なのだが、一番はド−ナツ系で、
この日も本日の珈琲と共に「シュガ−ド−ナツ」を所望していた。
席に戻りハタと気付く。
「ウエットティッシュが切れてたんだ」
常備しているそれを補充し忘れていたのだ。
「参ったなぁ」と心で呟きながら,ちょっとベトベトになった指を軽く舐める。
すると,先程カウンタ−で応対してくれていた、甘いマスクのナイスガイを絵に描いたような青年が、
さりげなく「これをお使い下さい」と,ウエットティッシュを持ってきてくれたのだ。
何と気が利くナイスガイなのか。
僕がもし女性だったなら「まぁ!何と素敵なお方!!」と,両目がハ−トマ−クになっていた事だろう。
そう,ヨン様など何するものぞといったところなのだ。
そんなこんなで(笑),多分これからスタ−バックスへ行く回数が増える事と思われる。
あのような事をされると意気に感じて「俺は行く事で返さなければ」と思ってしまうのだ。

さて,ドト−ラ−からスタ−バッカ−へと、僕が変貌を遂げる日が近づいているのだろうか。
いや・・・
そうなのだ,ここに、そうは問屋が卸さない、忘れてはならない現実が存在する。
僕にはドト−ルの「コ−ヒ−チケット」が,まだ1枚半残っているのだ!(11枚綴り)
と言う事で,リニュ−アルオ−プンした暁には、ドト−ルのどこかの席に座り、このようにPCに向かう
僕の姿を良く見掛ける事になるであろう。
付け加えるなら,僕はドト−ルの中でも、この茅ヶ崎・ルミネ店を高く評価しているからでもあり、落ち着ける
から、といったところであろうか。

最強伝説はまだまだ続く・・・


2004/8/18(水) 22:01  自宅にて


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